本校では、専門的な知識と実践力を兼ね備えた医療専門職の育成を目指し、日々の授業改善に取り組んでいます。
先日、3年生の「内部障害」に関する授業において、研究授業を実施しました。
研究授業とは、他の教員も授業の見学に入り、指導方法や生徒の学びの様子を共有・検討することで、よりよい授業づくりにつなげていく取り組みです。
今回は、呼吸器疾患を抱える模擬症例をもとに、リハビリテーションプログラムの立案や、在宅生活を支えるために必要な視点について学ぶ授業を行いました。
学生たちは、講義で学んだ知識をもとに、実際の生活場面を想定しながら、対象者にとって安全で効果的な支援を考えました。
授業後には教員同士での意見交換・反省会を行い、指導方法や学生の理解度、今後の授業展開について活発な議論が交わされました。教員にとっても学びの多い時間となり、今後の授業の質向上に活かしていく予定です。
本校では、「教える側も学び続ける」という姿勢を大切にしています。学生一人ひとりの成長を支えるために、今後も教職員一丸となって授業改善に取り組んでまいります。